雪田のぬくもり

 2012-12-31
雪のふとんがふんわりと田んぼを覆っています。寒さよりもむしろ、暖かさを感じます。

雪田にねむる
詩人 T.S.Eliot は、その代表作「荒地」の中で、 "winter kept us warm" (冬は我々を温かく包んでくれる)と表現しています。奥州市江刺区の風景です。(2012年12月26日撮影)

山吹の棚田
さらに峠を越えて、一関市大東町の「山吹の棚田」へ。棚田にありがちな急傾斜ではなく、北上山系のなだらかな地形です。奥に見える室根山が霧氷をまとっています。(2012年12月26日撮影)

山吹の棚田(石碑)
棚田百選のひとつであり、日本最北にある北限の棚田でもあります。そういえば、もともと稲作は南方文化ですし、高緯度地域は平たんな地形なので、さもありなんです。(2012年12月26日撮影)
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名古屋の夜景

 2012-12-29
冬の時期、空気が澄んだ状態になると、飛行機から眺める夜景が美しくなります。

知多半島上空から名古屋の夜景
知多半島上空から見た名古屋の夜景です。画面左方、黒々とした伊勢湾に明るく浮かぶのが、中部国際空港です。デジカメの性能が向上し、高感度撮影が楽になりました。(2012年12月26日撮影)
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クリスマス寒波(その2)

 2012-12-27
昨日は花巻市内でしたが、今日は撮影のため県南へ。奥州市江刺区の田園地帯を縦断しました。

梁川の雪道
落葉樹のすべすべした樹々の梢にも雪がまとわりついて、道路も圧雪アイスバーンの状態。雪をもたらす低気圧の通過後は、西高東低の気圧配置で風が主役になります。(2012年12月26日撮影)

伊手の地吹雪
いよいよ地吹雪の始まりです。目も開けられず、呼吸もできず、歩けばよろめきます。氷点下5度、風速20メートル。体感温度は氷点下25度くらいでしょうか。(2012年12月26日撮影)

米里の田んぼ
けれども、厳しさのとなりには優しさがあります。強風がなでまわし滑らかになった田んぼの畦道が逆光で輝き、陰影の美しいパターンを見せてくれました。(2012年12月26日撮影)
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クリスマス寒波(その1)

 2012-12-26
岩手では大荒れの天気が続きました。ホワイト・クリスマスなんて悠長なものではありません。

焼地台公園の湖面樹
岩手県西和賀町では和賀川の水面が氷り、その上に雪が積もり始めました。この日は最高気温が氷点下のまま、つまりは真冬日です。手が凍りつきそうです。(2012年12月25日撮影)

花巻郊外の雪原
花巻郊外まで移動します。雪がちらつきはじめ、視界も悪くなってきました。茫洋とした空気につつまれる雪原で、防風林が浮きたちます。ますます風が強くなってきます。(2012年12月25日撮影)

雪に煙る東和温泉
あまりに寒いので、撮影はオシマイ!東和温泉でぬくだまるとしましょう。「ぬくだまる」とは岩手の方言で、「あたたまる」のこと。まさにぬくもりのある響きのことばです。(2012年12月25日撮影)
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出雲の旅

 2012-12-23
年の瀬も迫って慌ただしいなか、なんとか時間をやりくりして出雲大社にお参りに行ってきました。

出雲大社参道
鳥居をくぐると、ふつう本殿まで続く道は平坦か登り坂なのですが、なぜか下り坂です。神様のところまで下って行くというのもちょっと違和感がありますが・・・。(2012年12月15日撮影)

出雲大社のしめ縄
本殿に到着。お社より有名な、巨大なしめ縄です。近年、パワースポットブームで参拝者の数がすごいと聞いていましたが、年末年始の多客時を控え、比較的静かです。(2012年12月15日撮影)

人気のパワースポット
それでも、若い女性グループを多く見かけました。「パワースポット」って「霊験あらたか」という意味でしょうが、カタカナになった途端にはやるのです。おもしろいですね。(2012年12月15日撮影)

おみくじと絵馬
おみくじと絵馬が、こんなにたくさんかけられていました。60年に一度の大規模な遷宮を来年に控え、好時節には多くの参拝客でにぎわっているようです。(2012年12月15日撮影)

築地松
帰路で、珍しい生垣を見つけました。お屋敷の北西方向にめぐらした防風林で、築地松(ついじまつ)と呼ぶそうです。岩手なら、エグネという名で知られています。(2012年12月15日撮影)
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海・山・空のハーモニー

 2012-12-20
仙台から伊丹への便の左窓からは、富士箱根伊豆国立公園のドラマチックな風景が楽しめます。

韮崎上空から富士山
輝く相模湾と伊豆大島、その手前に小さい初島の影。その手前にオレンジ色に光る芦ノ湖と白光りする山中湖。これら脇役を従え、主役の富士山が片面だけ輝いています。(2012年12月11日撮影)
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雪をまとう南部片富士

 2012-12-18
岩手県の最高峰が岩手山(2038m)です。南部片富士という異名を持つ理由は・・・。

滝沢村上空から裏岩手連峰
右側の裾野は均整がとれて富士山のようですが、左側は鋭い尾根と深い谷で、まったく様相が違うからです。火口も、焼走りも、鬼又沢も、裏岩手連峰もよく見えますね。(2012年12月3日撮影)
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日本最長路線(その2)

 2012-12-14
能登半島付近では積乱雲に綿菓子状の雲が。下界は猛吹雪ですが、機内はカイテキ、カイテキ!

那覇→新千歳(6)
そこへ突然のアナウンス。「新千歳空港、猛吹雪で閉鎖され、再開の見込みもないため、那覇へ引き返します。」と。出発時には条件付き運行の話などなかったのですが・・・。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(7)
佐渡の手前でUターン。不思議に、機内は落ち着いたもの。沖縄の乗客は「なんくるないさ~。」北海道の乗客は「仕方ねえべさ。」と、両者、おおらかな性格を結ぶ路線ゆえ?(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(8)
今度は向かい風で、対地速度575キロに。那覇到着は遅くなりそうですが、安全第一。というのも、画面右上の庄内空港で、この日深夜、全日空機のオーバーラン事故が。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(9)
登山と同じく、リーダー(機長)の引き返す勇気に拍手!とはいえ、長時間のフライトでお腹もすきます。「マイ・チョイス」という機内メニューで軽食をとることにしましょう。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(10)
スープがなかなか美味!沖縄線限定メニューを味わえたのが収穫です。所要5時間、飛行距離3300キロという、文字どおり日本最長の引き返しを体験することになりました。(2012年12月8日撮影)
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日本最長路線(その1)

 2012-12-13
沖縄・那覇と北海道・新千歳を結ぶ航空路線(全日空)は、2235キロと日本最長の距離です。

那覇→新千歳(1)
強い冬型の気圧配置の日、那覇を飛び立ちました。1時間後、九州上空、高度37000フィートからは、寒気の吹き出しに伴う積雲が雲海のように多くみられます。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(2)
途中、奄美大島、鹿児島、国東半島(大分)、岩国空港(本日、12月13日新規開港)、米子を経由して、山陰沖の日本海まで来ると、このように雪雲がびっしりです。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(3)
機内のスクリーンでは、通常は国際線などで表示される「昼夜領域図」(?)が出ました。夜のとばりがおりる北日本に向かって、飛行機はまっしぐらです。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(4)
こちらは航路図です。沖縄から北海道までほぼ日本列島に沿って日本海側を通ります。出発から1時間30分が経過して、やっと中間地点まで到達しました。(2012年12月8日撮影)

那覇→新千歳(5)
追い風となる強い偏西風(ジェット気流)に乗って、民間機では最高レベルの対地速度、時速1090キロが出ました。このあとも、順調な飛行が続くかに思えましたが・・・。(2012年12月8日撮影)





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仲むつまじく

 2012-12-11
前回は北海道の地上写真でしたが、今回は室蘭沖から見たニセコ周辺の雪模様を紹介します。

室蘭沖上空から後方羊蹄山
親子のような二つの山。左側が尻別岳(1107m)。それをそのまま大きくしたような右側の山が後方羊蹄(しりべし)山(1898m)。羊蹄(ようてい)山はその簡略名です。(2012年12月3日撮影)
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冬の旅

 2012-12-09
写真は、ときに絵画や音楽という先行芸術にあこがれ、またアナロジーを求めようとします。

石狩川冬景(1)
北海道の石狩川河畔を歩きました。雪の舞うなか、やみ間に川原にたたずめば、ヨシ原のさざめく音が、シューベルトの調べにのって聞こえてきました。(2012年12月2日撮影)

石狩川冬景(2)
雪雲の切れ目から、薄日がさしてきました。きらめく川面が、鍵盤の奏でるピアノの連音に聞こえてきます。まぶたを閉じれば、ブリューゲルの絵が浮かびます。(2012年12月2日撮影)
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サンドイッチ

 2012-12-07
紅葉前線も、いよいよ関西の町に降りてきました。古都、京都で見つけたみやびな風景です。

今宮神社参道のイチョウ
大徳寺に近い今宮神社の参道です。一陣の風が吹いて、枝にしがみつくイチョウの葉と落葉で卵色のサンドイッチが現れました。撮影中も、頬に葉が落ちてきます。(2012年11月30日撮影)
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富士の高嶺に雪は降りつつ

 2012-12-05
東京に所用で出向いた帰り、羽田空港にて、快晴の朝に富士山が美しく見えました。

羽田空港から富士山
富士山がこうも迫力をもって望める空港は、ほかにないでしょう。たとえば、富士山静岡空港は、その名に反して意外に富士山から離れているのです。(2012年12月5日撮影)

相模湾上空から富士山
相模湾上空からの空撮です。羽田発伊丹行きの航路では、富士山を見たい乗客が多く、事前座席指定で進行方向右側をとるのが困難です。宝永火口がはっきり見えますね。(2012年12月5日撮影)

駿河湾上空から富士山
駿河湾上空からだと、ブルドーザー道のジグザグ模様がよくわかります。富士宮口側(南面)にもだいぶ雪がついてきました。万葉歌人、山部赤人もさぞ喜ぶでしょう。(2012年12月5日撮影)
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大荒れの海と山

 2012-12-02
冬も本格化して、海も山も連日のように大荒れです。

大荒れの漉磯海岸
岩手県は山田町の船越半島です。標高500mを超える大断崖、45度という急傾斜の海底、そして季節風のもたらす疾風がこのような怒涛を生むのです。(2012年11月10日撮影)

甲府市内から富士山
富士山の積雪量も増しました。山梨県甲府市内から撮影したこの写真からは、左の稜線上に強風による雪煙が上がっている様子がはっきりわかります。(2012年11月18日撮影)

加賀市内から白山
こちらは石川県加賀市内から見た白山(2702m)。名のとおり、11月にしてすっかり純白の状態です。この日スキー登山した方によると、暴風だったとか。(2012年11月28日撮影)
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