震災2年後のいま―釜石市箱崎(白浜)地区
2013-03-22
根浜の宝来館から箱崎半島を東に向かいます。立派なトンネルを抜けると、箱崎地区があります。
春休みを利用して、大学生が側溝の泥のかき出し作業をしていました。若い世代は今回の震災をどう受けとめ、2年経っても復興の進まぬこの国をどう感じているのでしょう。(2013年3月14日撮影)

箱崎神社周辺では、津波でなぎ倒された杉の木の残骸が、地元の人々の手によって、少しずつ切って整理されています。信仰は、必要不可欠な生活の基盤なのです。(2013年3月14日撮影)

箱崎漁港には、中国で建造された漁船がありました。国家レベルでは日本と中国は緊張した対立が続いていますが、民間レベルでは、助け合いの精神は健在なはずです。(2013年3月14日撮影)

さらに東進すると、箱崎白浜地区。この集落も震災時に孤立しました。現在は地盤沈下した旧道路(手前)の背後に必要分のかさあげを行い(白い部分)仮復旧の状態。(2013年3月14日撮影)

白いテントは仮設番屋で、漁師が作業をする場所です。よく見ると電気も通っているようで、いろいろなノウハウの蓄積がこうした復興を支えている様子がわかりました。(2013年3月14日撮影)
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