一本松よ、また会う日まで

 2012-09-18
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた三陸沿岸。岩手県陸前高田市の松原で、約7万本もあった松が津波で流失しましたが、たった1本だけ残りました。有名になった「奇跡の一本松」です。

陸前高田の一本松
まだ松原が元気だったころ、私が海水浴で遊んだ場所です。松の奥の建物はユースホステルで、昔よくここに泊まって、友人や宿のスタッフとバーベキューをしたものです。(2011年12月6日撮影)

氷上山から高田松原俯瞰
震災前に氷上山(875m)から高田松原を俯瞰撮影したもの。逆光で黒く帯状に広がった松原が、広田湾からの波や砂などから町を守っている様子がよくわかります。(2008年11月6日撮影)

損壊した松原の松
江戸時代から続く由緒あるその松原も、今回ばかりは巨大すぎる津波の直撃を受け、根こそぎ折れてしまいました。その松の残骸が、集積場に集められていました。(2011年12月6日撮影)

水面に映る一本松
穏やかな古川沼にかかる「しおさい橋」のたもとです。仲間の松たちが死して眼前で横たわるなか、一本松の樹影が悲しげにゆらめいています。まもなく、冬の訪れです。(2011年12月6日撮影)

一本松の防塩囲い
その一本松をなんとか保存しようと、周囲から海水の浸潤を防ぐ鉄板が四方に打ち込まれましたが、願いもむなしく、まもなく枯死したと発表されました。(2011年12月6日撮影)

高田の一本松の伐採後
たとえ死んでしまっても、がんばってくれた一本松を一目見ようと、その後も多くの人々が訪れました。しかし、先日、永久保存するためにいったん切られました。(2012年9月17日撮影)

伐採後の一本松の根元
根元には、ていねいに覆いがかけられました。断面を観察すると、外周部分に腐食が進んでいます。一本松は防腐加工され、戻ってくるそうです。松よ、また会う日まで!(2012年9月17日撮影)


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